Hudl社は、コーチやアスリートのトレーニング方法を変えてきた大手ソフトウェア会社で、動画配信、プレイダイアグラム、個人分析などのオンラインサービスを提供しています。16万を超える世界中のアスリートチームで、実に600万人以上のユーザーが同社の製品を使用し、動画と分析によってパフォーマンスを向上させています。

同社が「アスレチックディレクター」パッケージを教育機関にアップセルするため、大企業向けモデルで高級市場に参入すると、運用上の非効率性に直面しました。たとえば、顧客がアカウントをアップグレードしようとするたび、Hudl社は複数のサブスクリプションを探して、これを手作業でキャンセルする必要がありました。その結果、エンジニアリングチームは、コア製品の新機能の開発に貴重な時間を費やす代わりに、カスタムコードを使用した内部システムの構築に集中しなければならなくなったのです。

これにより技術リソースが逼迫したことと、複数の買収による爆発的な成長が相まったことにより、同社は、手作業によるプロセスを削減するために自動化を支援するプラットフォームが必要であるという結論に達しました。

そして導入したのがZuoraです。

Zuoraの導入により、同社は支払いゲートウェイや請求書テンプレートといった大量のアカウント情報の更新、アップグレード後の複数のサブスクリプションのキャンセル、期日までに支払われなかったサブスクリプションのキャンセルなどを行うことができるようになりました。また、Zuora Central Platformを使用することで、同社は複雑な契約や複数通貨での課金に対応できるようになりました。

更新や大量のデータ操作・移行を必要とする20万件以上の契約を抱える同社では、大量の更新と業務の分散にZuoraの開発者ツールを使用しています。

Zuora Central Platformのワークフローを導入することで、同社の開発者は社内システムの拡張やメンテナンスに時間を割く代わりに、新機能の開発に集中できるようになりました。Zuora Central Platformの機能であるワークフローを使用すると、ドラッグアンドドロップ式のビルダーで簡単にワークフローを設計、構成、展開でき、手作業で繰り返し実行されてきた一連の複雑なタスクを自動化して、効率を上げ、エラーを減らすことができます。また、日常業務を自動化し、カスタムコードなしでお客様とのコミュニケーション、プロビジョニング、データ統合をトリガーできます。

同社はワークフローを使用することで、お客様のアカウントに対する変更という時間と労力のかかるプロセスと、Zuoraを導入する以前は手作業で管理し、カスタムコードに依存していた他の多くの作業を自動化しました。

同社の収益オペレーションアナリストであるDevin Schroeder氏によると、自動化により、IT部、ビリング部、エンジニアリング部で、カスタムコードの構築に費やしていた時間を毎月100時間以上節約したそうです。

And automating is easy with Workflow. Adds Schroeder, “I taught myself how to use Workflow, and now I can build automation into existing business processes without asking engineering for help.”

2017年にZuoraを導入して以来、Hudlの事業規模は2倍に拡大しました。同社は信頼できるパートナーとしてZuoraを活用しながら、チームとアスリートを支援して勝利に導くという使命を遂行しています。