Zuoraは、Preziのような急成長企業が、柔軟な価格設定とパッケージングによって新製品を迅速に展開し、新たな市場へ参入することを支援しています。

2009年に設立されたPreziは、聴衆を惹きつけ、会話型の体験を創出できることで知られるインタラクティブなクラウドベースのプレゼンテーションプラットフォームです。全世界で7,500万人以上のユーザーと2億5,000万以上のプレジが利用されており、同社は著しい成長を遂げ、プレゼンテーションソフトウェア業界に変革をもたらしています。

Preziは「Prezi Business」という新製品でB2B市場に参入したいと考えていましたが、自社開発の課金システムでは、B2Bエンタープライズアカウントの複雑さに対応し、スケールすることが求められていました。「自社開発システムの本当の問題は、それが明らかに個人ユーザー向けに設計されており、エンタープライズアカウントに対応するために無理やり改造しようとしていたことです。複数の部門や多数のユーザーの下に複数の管理者を作成するのは困難でした。今後、私たちのビジネスはお客様により多くの選択肢を提供しながら成長していきますが、それをサポートできるベンダーが必要です。ビジネスの範囲をシステムに合わせて縮小するのではなく、ビジネスを拡大するためにシステムへ投資するべきだと私は考えています」と、Preziのファイナンス担当バイスプレジデント兼コントローラーのダグ・アイアランドは語ります。

Zuoraのサブスクリプション管理プラットフォームにより、Preziは新しい価格設定やパッケージングを簡単に試すことができ、販売サイクルを加速できます。また、電子決済の回収、複数通貨の受け入れ、収益認識の簡素化も支援しています。「Zuoraによって価格設定とパッケージングエンジン全体を置き換えることで、はるかに柔軟性が高まり、迅速なテストと反復が可能になりました。新製品をリリースする際、エンドユーザーに響くものが何かを事前に完全に把握することはできません。今では、異なる機能グループや価格で様々なバンドルを作成でき、ユーザーの反応を見ながら、コンバージョンや収益を最大化する最適なパッケージ構成を選択できるようになりました」とアイアランドは述べています。

これは営業チームの業務効率にも大きく影響しています。「Zuora導入前は、見積から入金までのプロセスが煩雑で、営業活動が非効率的でした。Zuora導入後は、Salesforceの案件画面からすべての操作が可能になり、入金時にはアラートも届きます。異なるパッケージの承認や価格決定のためにファイナンス部門に確認する必要もなくなり、誤った請求書を送ることもありません」と、Preziのカスタマー担当責任者カレン・タンは語ります。また、Preziが成長を支える信頼できるベンダーを外部に求める強いビジネス的な理由もありました。「従来のシステムでは、多数の異なるインテグレーションを管理しなければならず、エンジニアリングの負荷が非常に大きくなっていました。私たちは常に無数のタスクを抱えていますが、その一つが課金システムであるべきではありません」と、Preziのプロダクトマネージャー、チャールズ・タイラは述べています。